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アレルギー反応を一度に測定
【バイオ】発信:2003/04/17(木) 10:58:04
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鈴木孝治・慶應技術大学理工学部教授らは、システムインスツルメンツ、KAST(神奈川科学技術アカデミー)、NTT―ATと共同で、表面プラズモン共鳴(SPR)屈折率、吸収スペクトル、蛍光、電気化学反応という多様な測定が可能な光導波路型SPR装置を開発した。
SPR現象は、高感度に試料の屈折率変化を測定する事の出来る手法として、生化学、医学分野の測定に広く利用されている。今回完成した二次元SPRイメージング装置によりSPR測定を面領域で測定する事が出来るようになり、SPR法の新たなアプリケーション開発や用途開拓が飛躍的に向上する。
研究グループは、10×10=100個の測定用ピットをもつマルチチャンネル測定用チップを開発。これは金属薄膜上にフォトリソグラフィー技術でレジストをパターニングし、金が露出した部分(センシング部分)とレジストで覆われた部分からなる微小チップ。これにより、例えば、100種類の抗原をチップ上に配置し患者の血液と反応せることで100種類の抗原に対するアレルギー反応(生化学反応)を一度に測定することが可能になる。
また、微小な流路をデザインしたチップ(フローセル)を用いチップ上を流れる液体の流体測定が可能になる。経時的な変化の観察や、チップ上で二種類の液体を混ぜ化学反応を経時的に観察することも可能になる。
この二次元SPRセンサーは、リアルタイムに、多項目、多種類のサンプルを、直接、ノンラベルで、しかも簡単な操作で測定が可能な優れたセンサーで、環境ホルモンなど未知の原因物質をつきとめるためのバイオセンサーや、多項目の検査を同時に行え、患者の負担が軽くなる検査時間を大幅に短縮できる医療検査用センサーなどへの応用が期待できる。
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