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群馬大学大学院医学系研究科で重粒子線治療法の高度化研究開始
【バイオ】発信:2003/10/14(火) 10:37:05
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群馬大学大学院医学系研究科(小澤瀞司研究科長)は平成16年度から、炭素イオン線を使ってガン病巣を除去する重粒子線治療の高度化研究を国内大学で初めて開始する。照射回数など重粒子線のより効果的な分割照射法の開発、線量集中性を改善する治療法の確立など、全国での展開が見込まれている陽子線や重粒子線による治療で、北関東地域を網羅する施設になるとしている。
この高度化研究は、放射線医学総合研究所(放医研:千葉稲毛)との共同研究で進められる。ヒトが呼吸することで病巣が動くため、線量分布の集中が難しかった肺ガン、肝ガンに対し、短い照射時間で治療を終えることができる『患者移動型呼吸動態照射システム』の開発のほか、放医研で開発が進む小型重粒子線治療装置での線量分布を高速・高精度に検証できる『高速線量分布確認システム』の開発、線量に対する生物学的な効果の検証や、より至適な重粒子線の照射法を突き止める『放射線生物学的研究』などが主な研究対象になる。また、平成21年度の臨床試験の開始を目指して応用研究にも着手する。
群馬大学で重粒子線治療法の高度化研究を先導する中野隆史教授(腫瘍放射線学)は「群馬大学周辺の大学などともネットワークを作りながら、最先端治療で本当に患者に有効な治療につなげたい。さらに大学病院という特徴を生かし、ほかの治療法との併用なども視野に入れた総合的なガン治療として重粒子線治療を確立させたい」と意欲を示した。
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