「産官学連携」では、最近のテクノロジーの動向、企業・大学の技術開発の動き等をタイムリーに紹介していきます


週刊科学新聞
週刊通信情報
【購読申込み】
産官学連携TOP バイオ ナノテク IT その他



 「産学連携」紹介
「産学連携」では、最近のテクノロジーの動向、企業・大学の技術開発の動き等をタイムリーに紹介していきます

 過去記事検索
 [検索方法]


















    転職ならen
    派遣ならen
    ICTソリューション
    AGAには自毛植毛
    バーコードRFID
シャープの「プラズマクラスターイオン技術」に新効能
その他】発信:2003/10/15(水) 16:57:30  

   シャープは、同社開発の「プラズマクラスターイオン技術」に、ダニによるアレルギー症状を抑制する効果があることを、広島大学との共同研究で明らかにしたと発表した。ダニの死骸や糞に含まれるアレルギーの原因であるアレルゲンを、イオン発生装置からのプラスイオンとマイナスイオンにより不活化し、症状を抑えられるという。

   ダニアレルゲンが体内に入ると、IgE抗体が生成され、肥満細胞と結合する。この結合したIgE抗体と再び入ってきたアレルゲンが架橋し、ヒスタミンなどが放出され、せきなどアレルギー症状が引き起こされる。

   同社はこの技術を2000年に開発し、空気清浄機などにすでに導入している。インフルエンザウイルスやMRSAを失活させることは、すでに確認していたが、今回効果がダニアレルゲンにもあることを確認した。

   実験を行った広島大大学院先端物質科学研究科の小埜和久教授らの研究グループは、ダニアレルギー患者18人の血清抗体を用いて実験を行った。容器内にイオン発生装置を設置したものとしないものを用意し、ダニアレルゲンを噴霧。容器から取り出したダニアレルゲンを血清抗体と反応させた。実験の結果、空間中のイオン濃度約10万個/平方cmの場合、全ての患者の血清抗体でアレルギー反応の低下を確認した。室内でのイオン濃度のばらつきを考慮した実験でも、空気中のイオン濃度1万個/平方cmの場合、約15分で浮遊アレルゲンを91%失活し、イオン濃度3000個/平方cmでも74%失活した。

 小埜教授は、花粉によるアレルギーへの効果も確認しており、「今後、IgE抗体のどの部分が結合しているのか解明していきたい」と語った。同社は今後も、第三者機関と協力し、開発技術の科学的検証を強化していくという。



次の記事:学協会の英文電子ジャーナル出版活動をNIIが支援..
前の記事:光で任意の方向に曲がる高分子フィルムを開発、東工大池田氏ら..

【その他】ジャンルの最新記事
07/24(金) テラヘルツ技術を新産業にNICTが技術動...
07/13(月) 触覚が温度知覚に影響する錯覚を発見...
07/07(火) 「がらがら」と鳴る超伝導ラットリング現象...
06/26(金) 産業革命以前のアジアの農耕地拡大でその後...
06/25(木) タヒチの化石サンゴを解析前々回の氷期終焉...

 

知財情報局または情報提供各社による記事の無断転用を禁じます。

ABOUT US 免責事項 リンク 広告掲載
Copyright 2002 Braina Co., Ltd. All Rights Reserved.