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数値人体モデルデータベース、非営利研究に無償公開を開始
IT】発信:2004/12/07(火) 19:16:13  

   情報通信研究機構(NICT)は、電波と人体との相互影響を調べるための「日本人平均成人男女の数値人体モデルデータベース」について、11月1日から非営利の研究目的に対する無償公開を開始した。国内初の本格的全身モデルデータベースであり、女性モデルとしては世界初である。今後、営利目的の利用に対する有償のデータ公開についても検討していく。

   NICTでは、数値人体モデルを用いて、電波と人体との相互影響をコンピューター上で正確にシミュレーションするため、北里大・慶応大・都立大と共同で日本人の平均体型をもった、TAROとHANAKOの男女の数値人体モデルを開発してきた。

   このモデルは人体を細かなブロックに分割し、各ブロックに筋肉や脂肪など組織名を示す番号を付与したものである。各ブロックに電気的特性を設定すると、電波が人体に吸収される様子をシミュレーションすることができる。

   数値人体モデルの寸法や臓器重量等については、詳細な評価を実施して、欧米人に基づく数値人体モデルとは異なり、日本人の平均値と一致していることを確認している。 また同モデルは、電波と人体との相互影響を調べるためだけではなく、弾性係数や放射線吸収係数等をモデル内で設定することにより、例えば自動車が衝突した際の搭乗者の被害解析、さらには癌患者のための放射線治療計画作成など様々な分野での利用が可能である。

【詳細】数値人体モデル公開



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