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成層圏プラットフォーム定点滞空飛行試験・JAXAとNICT
【その他】発信:2005/03/11(金) 13:21:47
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宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構はこのほど、昨年7月から11月にかけて北海道広尾郡大樹町の試験場で実施した大型無人飛行船に関する『成層圏プラットフォーム定点滞空飛行試験』の結果をまとめた。遠隔操縦や自動操縦で定点滞空技術の実証を進め、機体の制御を自律制御する技術を確立。遠隔操作システムの運用のほか、追跡管制システムの機能・性能なども確認されたとしている。
この試験は、成層圏を利用した新しい通信技術、地球観測技術、災害監視技術の実現を目指すための第一歩として位置付けられる。実用化されれば、高度20kmの成層圏に全長約70mもの飛行船を滞空させ、様々なシステムを運用する。今回の試験では約60m級の飛行船を使い、約4000m上空で計8回にわたって飛行に関する制御技術や運用技術、追跡完成技術を確認するとともに、通信・放送ミッションや地球観測ミッションの各試験などを実施した。
その結果、まず試験機や追跡管制技術に関し、いずれも全期間にわたって良好なデータが得られた。構造の健全性の実証のほか、差圧・姿勢制御、内部ガスの状態、浮力などの問題もなかった。さらに、自律モードに移行後も、一定以上の風力にも耐え、長時間定点に留まった。空力性能もシミュレーションモデルと良好に相似した。
特に、搭載した風観測・予測システム、飛行しニュレーター、追跡管制設備を統合した追跡管制システムの機能・性能が、飛行船の運用に有効だったことを確認した。思いも寄らぬ風などに対しても、飛行運用シミュレーターによる操縦者の訓練が役立つことなども分かったとしている。
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