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癌マーカなどの特定法を開発、横河と横浜市大発表
【バイオ】発信:2005/05/20(金) 17:46:59
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横河アナリティカルシステムズ(菅野隆二社長)と横浜市立大学の森田敦現塩野義製薬研究員はこのほど、アジレントの『Multiple Affinity Removal System』を利用した新たな血清タンパク質の分析法を開発。健常人と患者との間での血清タンパク質濃度のわずかな差を示すことを可能にし、疾患のバイオマーカーの特定に適用できるという。
血清は従来から、個体の健康状態の指標に利用されている。これは血清中に含まれるタンパク質の一部の濃度が健康状態で大きく変化するためで、ガンの検出や薬剤の毒性・有効性評価などの新しい指標にできるマーカーの開発などで研究が進む。ただ、臨床的に有用なタンパク質の濃度が1mlあたり数ピコグラム程度と微量なこと、アルブミンをはじめマーカーの特定に不必要な血清タンパク質が大量に存在していることなどの理由で技術的な困難がある。
横河と森田氏らは今回、まず不要な血清タンパク質を取り除くことに注目した。血清中で最も高濃度に発現する6種類のタンパク質を液体カラムクロマトグラフィー『Multiple Affinity Removal System』を利用して98%以上を除去した。さらに、二次元ディファレンスゲル電気泳動で、低濃度で発現する血清タンパク質の定量的分析を観察。同じ試料の場合、繰り返し実験を進めても実験間で差を認めず、このシステムの再現性も確認されたという。
同社は、液体カラムクロマトグラフィーと二次元電気泳動の組み合わせが、高精度な血清タンパク質分析に優れた威力を発揮することが証明されたとしている。
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