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炭素繊維複合材、高耐熱・高強度化、JAXA
【その他】発信:2005/07/25(月) 00:10:17
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、航空宇宙分野で活用できる高耐熱・高強度な炭素繊維複合材料素材を開発した。母材になるポリイミド樹脂に改良を加えたことで、複合材料の成形加工中に起こる水の発生を抑えることに世界で初めて成功した。
この複合材料は、炭素繊維に樹脂を染みこませたプリプレグと呼ばれる薄いシート状の素材を重ね合わせて作る。その過程では従来、成形・加熱硬化の際に、樹脂が化学変化を起こして水が発生する。その後、蒸発すると水があった部分が空隙になって、複合材料の強度低下につながり、このため水を除去する複雑な工程を必須としていた。
今回、JAXAが1999年に開発したポリイミド樹脂のTriA−PIを炭素繊維複合材料の作製に適用して分子設計を変更した結果、300度Cを超える高耐熱性と優れた力学特性を併せ持つ複合材料を作製することができた。これにより水の発生もなく、簡単な行程で高品質に成形することが可能になった。絶対の軽量化が求められる宇宙機や超音速旅客機などの開発部材に活用できると期待されるという。
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