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超巨大コアを持つ惑星発見、従来理論では説明不可能
【その他】発信:2005/07/27(水) 08:50:22
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すばる望遠鏡で発見した惑星が、これまでの惑星形成の理論を覆すものであることが、国立天文台、神戸大、東工大、サンフランシスコ州立大などの研究者からなる日米合同観測チームによって明らかになった。従来理論では説明できない超巨大コアを持つこの惑星の発見は、天文学に大きな波紋を投げかけている。米国天文学会誌に掲載される。
この惑星は、木星のようなガス惑星で、地球から250光年ほど離れた太陽型の恒星を周期2.87日という非常に小さな軌道半径で周回している。すばる望遠鏡を使ったドップラー遷移法(惑星の引力による恒星のふらつきを調べる)によってゴールデンウィークの前に発見された。その後、恒星の前を通過する惑星を観測することで、この惑星の質量は土星の1.2倍で直径は0.86倍、コアが地球質量の70倍あることがわかった。
木星や土星のようなガス惑星の形成モデルには、地球質量の10〜20倍の固体コアにガスが降り積もる標準モデルと原子惑星系円盤が分裂して惑星になる重力不安定モデルがある。後者では固体コアはできないため、標準モデルによって形成されたことになる。標準モデルではコア質量が地球質量の10倍程度を超えると、原子惑星系円盤ガスが暴走的に流れ込んで地球質量の百倍を超える惑星が比較的短時間にできあがるが、ガスは外層部に溶け込むため、コア自体の質量は地球質量の10〜20倍程度にしかならない。
これまで太陽系外で発見された惑星は、標準モデルや重力不安定モデルの範囲内で説明できるものしかない。どうして、こんな巨大なコアができてしまったのかは大きな謎だ。
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