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新カーボナノ粒子合成、媒体への分散性が容易
【ナノテク】発信:2006/04/14(金) 09:19:33
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三菱化学科学技術研究センターは、東北大学多元物質科学研究所の京谷隆教授との共同研究で、新しいカーボンナノ粒子「カーボンナノポッド」の合成に成功した。
カーボンナノポッドは、炭素結晶層からなる壁に囲まれた中空部分と両端が閉じた構造の粒子で、個別に均一なサイズで存在する。最大の特徴は媒体への分散性で、特別な化学処理や界面活性剤を使用することなく均一な分散が可能。
カーボンナノポッドは、均一な形状とサイズのポリアクリロニトリル系のポリマー粒子を炭素化して得られる。この製法は、前駆体のポリマー粒子の形状とサイズをそのまま炭素化生成物に反映できることから、極めて構造選択性の高いカーボンナノ粒子の製法である。また、従来の触媒を基点に気相中で生成するカーボンナノチューブやナノファイバーと異なり、金属成分などの不純物も含まない。また、経済的で量産可能な単位プロセスを組み合わせてできているため、生産スケールアップ時の課題も少ない見通し。
分散特性を活かし、樹脂の補強剤、導電剤および塗布材料への分散剤等の分野での利用が考えられるという。同センターでは、アプリケーションの確立に向けて、各種の特性を評価中だという。
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