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木材からディーゼル燃料、国内初の連続合成に成功
【その他】発信:2006/04/24(月) 08:28:56
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〜小型・可搬型製造プラントに期待〜
産業技術総合研究所バイオマス研究センター(広島県呉市・中国センター内)は、日本で初めて、木材をガス化した後に液体化する技術により、ディーゼル燃料を連続合成することに成功した。これは、木質バイオマスからガス化反応、活性炭による精製及びFT合成を連結して、ディーゼル燃料の連続合成を実験室規模で実現したもので、山間部などに分散して存在するバイオマス資源に対応できる小型・可搬型の製造プラントへの応用が期待されるという。
開発した新技術は、800〜900度C、数メガパスカルでバイオマスを高温高圧ガス化させて石炭ガス(一酸化炭素/水素)を製造し、これをホットガスクリーニングしてタールや硫黄等の微量不純物質を除去した後、石炭ガスから触媒反応によって、液体炭化水素を合成するFT合成法を用い、ディーゼル燃料を連続合成するものである。
ガス化工程では高温高圧でのガス化を採用し、従来必要とした後段での圧縮機、圧縮動力を不要にしたこと、またガスクリーニング工程では、従来の水を使った湿式法でなく、活性炭を用いる高温での乾式精製法を祭用することで、ガス化熱の有効利用をはかったのが特徴である。これらによって、従来プロセスに比べ装置のコンパクト化を達成した。
産総研では、今回開発した装置をもとに、平成19年度ころに小型で移動できるベンチ試験装置(1.6リットル/日規模)を製作する予定だ。今後は、収率の向上や、さらに使いやすいディーゼル燃料に改質するためFT合成用触媒の開発を進める。
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