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何でも撃てるピコリットル滴射出ノズルを開発
【ナノテク】発信:2007/08/17(金) 23:55:52
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〜極微量化学分析などに威力〜
東京大学生産技術研究所の酒井啓司准教授らの研究グループは、何でも撃てるピコリットル液滴射出ノズルの開発に成功。高速レオロジー測定や極微量化学分析などに威力を発揮するものと期待される。
パソコンのインクジェットプリンターに代表される微小液滴射出技術は、流体材料が分子レベルまで簡単に分割できるという特質を最大限活用可能な技術だが、一方で微小液滴を形成射出するノズルの主要部分が金属、樹脂、微細孔をもつシリコンなど耐薬品性に必ずしも優れていない材料で構成されているだけに、適応できる液滴の種類に限界があった。
同研究グループが開発したピコリットルノズルは、液体の接する流路がすべてガラスで構成されており、極めて耐薬品性に優れている。しかも”何でも撃てる”、つまりどんな液体でも利用できるもので、粘土にして水の50倍程度の高粘性試料も射出できる。またこのノズルでは、10μm以下といった生物細胞程度の液滴を、初速毎秒1mから10mの範囲で打ち出せる。
酒井准教授の話「利用のアイデアはいろいろあります。例えば薬を直接細胞に直接打ち込むことがありますが、その際に細胞膜がどれだけ科学的に強いのか。こういった計測に使えるのではないでしょうか。膜がどのように力学的な動きをしているのか、純粋に物理的に計測できます」
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