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地震など災害時の企業回復力を評価、管理ツールをIBMが開発
【IT】発信:2007/08/30(木) 08:51:49
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地震など災害時の企業回復力を評価、管理ツールをIBMが開発
米IBM(ニューヨーク州アーモンク、サミュエル・J・パルミサーノ会長)は、回復力に富む企業を構築するための革新的なフレームワーク「Resiliency Maturity Index(回復力成熟度指標=RMI)」を、IBMインド基礎研究所の研究員らが開発したと発表した。
企業にとっても豪雨、停電、伝染病、テロ行為等は無視できないリスクである。社員が明日会社に出社できなくなったら、どうすれば業務を支障なく継続できるのか。そうした、災害時等の企業回復力を評価できるツールがRMIだ。
RMIフレームワークは、組織のエンド・ツー・エンドの回復力を評価して、組織の回復力スコア(評価)を定量的に算出する、革新的なモデルから構成されている。経営者はこのモデルを活用して、コンポーネントごとに異なる回復力が、組織の総合的な回復力にどのように影響するのかを把握できる。
RMIにより、企業は対応力や復旧力を事後対策型からビジネスに不可欠な事前の備えへと変え、復旧作業を格段に強化できる。また、組織回復力の総合スコアに対し、特定領域への投資がどのような影響を与えるかを定量的に検討することで、投資決定を行うことも可能だ。
このモデルでは、組織全体から各事業部門までだけでなく、各事業部門の各コンポーネントやサブコンポーネントに至るまでの回復力スコアを定義し、よりきめ細かい観点から検討することもできる。
金融投資会社の経営者を対象にした調査では、リスク管理を重要な戦略的ビジネス機能として組織構造の根幹に組み込むべきだと66%が回答しており、その重要性はしっかり認識されている。しかし一方で、会社規模でのリスク評価を実施したことがある企業、確固とした業務継続計画を備えている企業は調査対象企業のうち45%もなかった。
組織は機能が停止する多様なケースについて、それが発生した場合の業務回復力を分析できる包括的方法を備える必要がある。また、組織はサプライヤーやパートナーのサービスに依存して業務を遂行している場合もあるため、サービス・プロバイダーの組織が依存している外部の事業者の機能も、回復力の分析に加えるべきである。以上のような分析の際に、RMIは有用な評価ツールとなる。
IBMインド基礎研究所の研究員らが最近発表した研究によれば、@目標のRMIスコアを達成するための投資決定を行うA組織拡大の影響を評価するBアウトソーシングの決定や売り込みを行うC顧客がアウトソーシングを決定する前に、サービス提供者が回復力の観点からどれだけ様々な比較を行っているかを理解する手助けをする、といった複数シナリオについて、このRMIの有用性が証明されたとしている。
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