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普及進まぬ眼底3次元画像解析検査、眼科医会が有用性アピール
【その他】発信:2007/10/16(火) 00:00:55
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(社)日本眼科医会は、10月10日『目の愛護デー』の行事開催などに関連して記者発表を行い、緑内障や眼底疾患の診断率向上に威力を発揮する「眼底3次元画像解析検査」についてアピールした。
現在、緑内障は中途失明原因の第1位であり、40歳以上の20人に1人の割合で発症することがわかっている。特に、正常眼圧緑内障は日本の緑内障の約7割を占めているが、その約8〜9割は未受診といわれる。
この緑内障は視野欠損などの自覚症状が現れる前に、視神経の異常が起こるが、眼圧検査だけではその変化を捉えられないため眼底検査が必要となる。しかし、従来の眼底検査では、暗い眼底を写真に映すため強い光をフラッシュして目に当てる必要があったので患者側に苦痛を与えたり、また平面写真として眼底を捉えるので、そこから診断するのは難しく、医師のスキルや経験の違いによりばらつきがあった。
これに対し、眼底画像を立体的に映し出せる「3次元画像解析装置」を用いた検査では、強い光を使わないため患者に苦痛を与えることなく、しかも一目瞭然で誰でも判定ができるという特徴を備えている。
米国ではこの「3次元画像解析装置」がすでに普及しており、保険適用による検査となっている。しかし、日本ではまだ保険適用になっておらず、現在、国内では96の医療機関でしか導入されていない。
そこで今回は、東邦大学医療センター大橋病院眼科医師の富田剛司氏が講演して、3次元画像解析の威力や、それによる緑内障の診断率向上について解説し、普及へ向けたアピールを行った。
日本眼科医会の三宅謙作・会長は「安全性、有効性はすでに確認された技術。我々の努力不足もあるが、早く保険適用できるようにして普及させたい」と話している。(科学、9/28号1面)
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