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ブロードバンドで傾聴活動、NPO、NTT等がトライアル開始
【IT】発信:2007/12/21(金) 09:11:50
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(株)ベストライフ(東京都新宿区)、NPO法人ホールファミリーケア協会(東京都千代田区)、(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府けいはんな学研都市)およびNTTの4社は、4月18日から、ITを活用した「遠隔傾聴サービストライアル」を開始した。
これは、ベストライフの老人ホームの入居者と在宅の傾聴ボランティアをブロードバンドを活用したテレビ電話で接続し、遠隔地から傾聴活動を行うもの。テレビ電話の画面には、互いの相手の顔だけでなく、入居している高齢者の思い出の写真やビデオなども表示して共有することで、話題提供とコミュニケーションの深まりを支援し、遠隔傾聴の可能性を検証する。
トライアルは、聖蹟桜ヶ丘と市ヶ尾の2ヶ所の老人ホームを対象にして行う。今秋以降には、トライアル実施規模を拡大して、サービス評価と事業性の検証を進める予定だ。
いま人間関係が希薄な社会となり、特に高齢者の中には誰かと話したくても話せない人や、話す機会が極端に少ない人が増えている。傾聴活動は、そうした高齢者等の話を聴き、情緒的なサポートを行う支援活動である。
ホールファミリーケア協会は、養成講座を開設して傾聴ボランティアの育成を進めており、現在スキルを身に付けたボランティアは全国で2000人を超えている。高齢者2500万人に対し、傾聴ボランティアの数は少ない。また現地に赴くなどの負担もあり、活動範囲は限定されている。
そのため、ITを活用した遠隔傾聴が実現すれば、活動範囲を広げ、より多くの傾聴が行えることから、今回のトライアル実施に期待がかかっている。
傾聴では、ただ相手の話を聴くだけでなく、話したいことをうまく引き出してあげる等の技術が必要だ。また情緒的な一体感の共有が必要で、遠隔テレビではこの点を補う技術が求められる。そこでトライアルでは、NTTグループが提供するテレビ電話「フレッツフォン」上で、高齢者の思い出の写真などを、画面上に双方同期して表示させるコンテンツ共有機能をATRで開発し、情緒的一体感共有の支援を行うことにした。
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