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日本の子供は内弁慶、他者との交流能力未熟
【その他】発信:2008/02/08(金) 09:19:15
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日本の子どもたちは他国と比べて、親に注意されるとカッとなり易く、自分の意見を他人に伝えることが苦手のようだ。創価大学教育学部の鈎治雄教授、岡松龍一准教授らが行った、日本など9カ国の11・12歳児(小学5・6年生)を対象にした社会的スキルに関する国際比較調査(06年3月〜07年9月)で明らかになった。
地域や家庭での教育力低下が問題になっている中で、自分の感情を適切に表現する力や他者と望ましい交流を図る能力となる『社会的スキル(人間関係スキル)』が欠ける子どもたちが増えつつある。調査では、各国の小学生の社会的スキルの実態を明らかにし、そのスキルと家庭・学校での生活意識や生活実態の関係について検討した。
対象は、日本(東京)2039人、韓国975人、台湾876人、新疆ウイグル自治区(中国)856人、マレーシア1056人、ネパール838人、南アフリカ1028人、イギリス680人、スペイン364人で、有効回答数は計8712名。
社会的スキルの調査は、30の質問に4択(たいへん、まあ、あまり、まったく)で回答するもの。親に注意されるとカッとなるといった関係維持行動や、家で手伝いをするという関係向上行動、他者と意見の対立があった時に自己主張をする主張行動など、3観点からの質問を用意。あわせて、学校での勉強の面白さや家での安堵感の度合いなど、家庭や学校での生活意識や実態についての23の質問にも回答を求めた。
『親に注意されるとカッとなる』という問いに対して肯定的(たいへん、まあ)に答えた割合は、新疆自治区やネパールの小学生は10%台だったが、日本の小学生は56%で最下位。『親に乱暴な言葉づかいをする』かという問いに対する肯定的な回答の割合も一番高く日本が最下位だった。『友達と意見が違ったとき、自分の考えや意見を言う』や『困った時に友だちに助けを求める』という問いに肯定的な回答をした割合は、9カ国中で一番低い。
さらに、学校生活の充実度である『学校での勉強のおもしろさ』では、日本はイギリスに次ぐ第8位。『どれくらい勉強を頑張っているか』という問いに対しては最下位だった。
一方で、『家でどのくらいホッとできるか』という問いや、指摘されなかった項目における親や友だちへの関係維持行動や関係向上行動は、他国の子どもたちと大差はなかった。国ごとの文化や社会情勢を考慮すると、一概に結果が悪いとは言えない。
今回、特徴的な差が付いた場所を総合的に見ていくと、ウチでは親にカッとなりやすく乱暴な言葉遣いをし、ソトでは自らの意見を積極的に主張できない日本の小学生は、“典型的な内弁慶型”と指摘できると言う。今後、このような子どもの実態を踏まえた教育改革が期待される。(科学、1月18日号8面)
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