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安全運転支援システム実用化へ、2008年度実証実験計画を策定
IT】発信:2008/05/14(水) 11:51:44  

  関係省庁と産業界代表でつくるITS推進協議会(事務局:内閣官房)は、交通事故を未然防止するための安全運転支援システムの実用化を目指し、2008年度に行う「大規模実証実験実施計画」を策定した。12月頃から首都高速道路などで、関係省庁や自動車・電機メーカ等が参加する官民連携の大規模合同実証実験を始めるほか、栃木県や神奈川県などで地域実証実験を4月以降順次進める。

  平成18年1月に、首相を本部長とする政府のIT戦略本部が「IT新改革戦略」をまとめ、その中で安全運転支援システムの実用化を目指し、2008年度までに地域交通網と調和をはかりながら、特定地域の公道で官民連携した安全運転支援システムの大規模実証実験を行い、効果的なサービス・システムの在り方を検証し、事故削減に対する寄与度について定量的な評価を行う考えを示した。

  今回の実施計画は、これを受けて官民でつくるITS推進協議会がまとめたもの。計画では実験の結果を受けて、2010年度から事故多発地点を中心に、安全運転支援システムの全国展開をはかる。

  東京都で行う大規模実証実験では、統一的仕様に基づくインフラ機器を用い、異なるメーカ間の車載機の互換性確認や、システム・アプリケーションの効果・受容性の検証などを行ったり、それらを通じた国民への周知をはかっていく。期間は年末の12月頃から来年3月まで。場所は、首都高速道路や東京臨海副都心地区の一般道である。

  内閣官房、警察庁、総務省、経済産業省、国土交通省と、自動車メーカ、電機メーカ、UTMS協会、ITS情報通信システム推進会議などが参加する。

  さらに、ITS推進協議会主催で、来年の2月25日から4日間、同じ首都高速道路等でマスコミや一般参加者の試乗を行ったり、日本科学未来館などで周知イベントを行うデモンストレーションを実施する。

  地域実証実験は、栃木県神奈川県、広島県が4月から来年3月まで、愛知県が9月から来年3月、京阪神地域が6月から来年3月にかけて行う。また、情報通信システム共通実験を今年の夏頃から来年3月まで行う予定だ。(科学、4月25日号6面)



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