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NTTフォトニクス研究所とベル研究所が契約締結
【IT】発信:2008/06/11(水) 11:40:23
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〜光パケットスイッチング技術を共同実験〜
NTTのフォトニクス研究所とアルカテル・ルーセント(ALU)のベル研究所は、将来の大容量光ネットワークの実現に向けた光パケットスイッチング技術に関する共同実験契約を、日本時間の5月13日に締結した。
調印式に臨んだNTT先端技術総合研究所の板屋義夫所長は「ALUと共同で行うこのプロジェクトでは、光ネットワーク市場をリードする経験豊かな2社が、高度な先端技術及び研究能力を高め合うことにより、様々な技術革新がもたらされ、将来的にはエンドユーザーの利益に大きく貢献する」と期待を述べた。
一方のジャンルーク・ベラ・ベル研究所パートナーシップ部門長は「ALUは、堅実な発展を遂げてきたNTTと組むことで、次なるステップへの移行が期待できます。技術革新の要求が増加し続けている今、2つの世界的な研究組織が手を組むことは、次世代光ネットワークにおける極めて困難な局面を突破するための強い力となるでしょう」と語った。
IPTVやビデオオンデマンドなど、大容量データ通信サービスの利用が急速に進み、ネットワークを流れるトラヒック量が爆発的に増加している。こうした情報通信環境の変化に対処して、サーバやルータなどIP系装置の処理能力の高度化が進んでいるが、装置の消費電力やサイズなどが大きな課題となっている。
また、膨大なデータをやりとりするストレージエリアネットワーク(SAN)や、ネットワーク上に分散したコンピュータ資源を活用するグリッドコンピューティング等では、遅延の少ないネットワークが要求されている。このような背景から、いま光パケットスイッチング技術の研究開発が盛んである。
フォトニクス研究所とベル研究所との共同実験では、光パケットスイッチング技術について、光ネットワークの構成技術や光パケットの制御技術など、両社の技術やノウハウを互いに補完し合い、光パケットスイッチング技術の実用化に向けた課題に取り組む。両者はこれによって、低消費電力化や高速化、小型化、低遅延化が可能な将来の大容量光ネットワークの実現を目指す。(科学、5月23日号2面)
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