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東工大とNTT、情報通信分野で組織的連携協定結ぶ
【IT】発信:2008/09/29(月) 12:43:00
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〜光デバイスや環境エネルギーの共同研究推進、インターンシップ等で協力〜
東京工業大学とNTTは、情報通信分野における組織的な連携協力協定を締結した。これにより両者は、情報通信分野で引き続き世界をリードする技術の持続的創出を目指す。
調印に臨んだ伊賀健一・東工大学長は「本校とNTTとは、教員レベルや研究者レベルで個別の交流、研究協力を従来からしてきた。卒業者の受け入れや人事交流などでも協力していただいている。本校では先端科学技術に取り組み、先導的な役割を果たして社会に貢献するため、外部機関との組織連携をこれまで13社と締結してきた。NTTは、情報通信分野における基盤技術を中心に最先端の研究開発を推進してグループ事業を展開し、世界最先端の光ネットワークサービスや世界に先駆けたNGNの商用化を実現するなど先端的な情報通信事業者である。そうしたNTTとの連携協力で、さらなる飛躍をはかりたい」と、この連携協力への期待を語った。
一方、宇治則孝・NTT代表取締役副社長は「東工大は日本最大の理工系大学であり、先端技術について多くの成果を産み出している。特に光通信用レーザ、面発光レーザなど、フォトニクス研究は世界最先端レベルであり文科省のグローバルCOE拠点にも採択されている。NTTグループは、光ファイバ利用2000万およびNGN展開を進めており、さらなる新展開や新サービスの創造に取り組んでいる。これまでも東工大とは個別の連携協力をしてきたが、今回の組織連携協力締結を機会に、互いによるシナジー効果のさらなるアップを期待したい。光デバイス、環境分野など幅広く連携の輪を広げ、日本の教育界や情報通信サービスの発展に貢献したい」と抱負を語った。
研究分野の連携においては、光デバイス、環境エネルギーの分野を中心に共同研究を進め、独創的な技術を持続的に創造していくことに重点を置いている。
今後は (1)次世代波長多重通信のための低消費電力・集積型半導体レーザ (2)超高速光通信・ミリ波無線通信のための超高速・高信頼インジウムリン系ヘテロ接合バイポーラトランジスタ (3)電力の需要・供給の予測技術や家庭におけるエネルギー管理技術 (4)医療・ヘルスケア向け筋肉骨格系センシング技術に関する各研究について共同研究を進めることで、すでに合意している。
また大学院生・ポスドク等に対し、共同研究や企業で就業経験を積むインターンシップに参加する機会を提供して、未来を担う若手研究者・技術者を育成する。「多様な能力を持ったプロダクティブリーダ養成の取り組みが文科省によって行われているが、本校でもインターシップに重点を置いており、NTTにもその派遣先として協力を仰ぎたい」と伊賀学長は説明している。
さらに、研究者の相互交流、研究施設・設備の相互利用なども進める。 両者は、今回の協定の窓口として「連携協議会」を設置した。連携責任者には伊澤達夫・東工大副学長(産学連携推進本部長)、板屋義夫・NTT常務理事(先端技術総合研究所所長)が就任。また個別連携活動推進代表者を香取和之・東工大産学連携推進本部長代理、三宅功・NTTサービスインテグレーション基盤研究所長が務める。(科学、9月19日号1面)
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