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運転教習にドライブレコーダーを活用
【その他】発信:2009/01/05(月) 23:08:51
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東京農工大大学院の永井正夫教授らの研究グループは、個別適合型の先急ぎ運転警報付きドライバレコーダーの試作機を矢崎計測と共同で開発したと11月25日発表した。ドライバのデータを常時記録し、データから事故に繋がりやすい「急ぎ運転」に対する警報を個人の運転特性に合わせて発する事で、交通事故の予防に繋がると期待される。既にタクシー会社の協力のもと、データ収集実験と効果の検証を開始しているという。
またこの開発を応用して、ドライブレコーダを活用した運転教習方法の開発に着手。むさし小金井自動車教習所の協力でデータ収集実験を開始した。この教習車で路上教習することで、同乗する教習指導員が注意した指導ポイントを、教習後に受講者が客観的に振り返る事ができ、効果的な運転教習と指導が可能になるという。両レコーダ共に、1年以内の製品化を目指すという。
これまで永井教授らは、東京農工大周辺の公道実験を実施を実施。教職員や学生7人の走行データ(計1500km)を蓄積し、ドライバが急ぎ運転を行う際には、ペダル操作が荒くなる傾向があることを明らかにしている。従来のドライブレコーダは、ドライバが急加速・急減速して設定を超えた場合に警報を発する。一方、急加速や急減速の癖を持つドライバには、頻繁に警報が鳴ることで警報に慣れてしまい、その効果が十分に得られないという問題があった。そこで永井教授らは、ドライバの運転データを常時記録しドライバの運転パターンを抽出、いつもの運転より急いでいる場合にのみ警報を発する「個別適合型の急ぎ運転警報アルゴリズム」を考案。開発した試作機は警報ブザー、加速度センサー、GPS受信機、ウィンカーやブレーキ信号、車速の常時記録などの機能を備え、50km程度の走行でそのドライバの特性を把握できるという。
ドライブレコーダを活用した運転教習方法の開発では、これを自動車教習用にカスタマイズしたドライブレコーダを教習車に設置。まずはペーパードライバ講習など、初心者でないドライバ向けの講習用として実用化するという。
運転教習用のドライブレコーダ試作機は、HDD内蔵の本体に4つのカメラとGPS、教官ボタンなどが接続されている。カメラは運転席の足下、前方、後方、運転席の4カ所を映し、記録する。教習時には、教官が注意すると共にボタンを押し、その地点を記録する。受講者は教習後に、注意を受けた地点やその状況が確認できる。(科学、12月12日号2面)
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